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クザリアーナの翼 [その他の演劇]

去年だったでしょうか、
地球ゴージャスがプロデュースする怪盗セブンを
友人に誘われて観劇して楽しくて。

今回は、テレビで少し紹介されているのを見て
ぜひ見てみたいと思い、チケットを入手しました。

良席で、役者さんの表情がグラスなしでもはっきり分かる。
わたるさんの流し目、がっつり頂きましたっvvv
本当に、わたるさんがカッコいいし、可愛いしで惚れ惚れしました。
動きが綺麗だし、妹役の声は可愛いし(初め、わたるさんって分からなった)、
2役演じ分けきっているのも流石だし、お肌が綺麗だし。若いっ!

途中から、目線がわたるさんばかりに行ってしまいましたが、
岸谷さんや寺脇さんのやりとりも可愛らしかったです。
それより凄いと思ったのは、体を張った演技や踊り。
冬季オリンピックを見ても、凄いなぁ、頑張ってるなぁとしか思いませんでしたが、
昔だったら、『こんな風に自分も動けるんじゃないか?』と感じたことでしょう。
昔の私がオリンピック選手を見て感じた気持ちに似て、
『おじさんたちが、こんなに体を張って頑張ってるのに、
自分は何もせずにいられるか!』って気持ちが湧き出てきました。

ストーリーは、ガンクツが主人公なのでしょうが、普通の人なのです。
普通だから凄くて、普通だから判断の基準になってしまって、
普通だからもの凄く苦しんだのだキャラクターだと思います。
私は『普通になりたい。普通の判断基準が備わりたい。』と思っていましたが、
彼を見た後では、普通の重圧に私は耐えられないと思いました。

人の血を流さずに革命が成し遂げられたらいいのになぁ。
その前に、革命を起こさなくても済むような国の在り方を
人間が選択することができればいいのになぁ。
王族民、軍国民が悪のような扱われ方になってしまっているけど、
ギゼル大佐だって、軍国民の中では至って模範的に生きてきただけ。
ディッシュを差別するよう教育されてきたであろうから、
そのように信じて振る舞ってきただけ。
自分で考えて生きてこなかっただけと言われたらそれまでだけど、
別の環境が与えられていたら、違った育ち方をしてたのかもしれない。



妹と油揚 覚書 [その他の演劇]

天願監督の作品は、私にとってやはり難しく、理解しづらい世界でしたが、面白みを感じ
ました。
妹と油揚げは、色んな要素が取り込まれていて、見ていて飽きないというか、時間がたつ
のが早かったです。
思った以上に小さな劇場で、はじめて行ったときに劇場の前を素通りしてしまいました。
しかし、場内の舞台道具の種類や数の多さに、そして飾り方にこだわりを感じました。天
井のロープもおしゃれに見えてしまいました。ふすまの模様も、取っ手が目玉の妖怪に見
えました。

イヅナと京子さんは、最後は自由な世界へ2人で旅立たれたので、物語としてはハッピー
エンドだったのかな?と思っています。ハッピーエンドは好きです。結婚式でイヅナは京
子さんに何と囁いたのか気になりました。そして、京子さんの座布団の上に残っていたも
のは何だったのでしょう?羽?最終的に、イヅナという存在も何者だったのかしら?�そ
のまま、妖怪 �人々の恨み �兄の妄想で全て夢。兄は始めから一人だった �京子に
実在していた恋人を、兄が受け入れられずにイヅナとしてみていた

物語が終盤に進むにつれ、全ての人物が何かに取り付かれているんじゃんないかと感じら
れ枚s他。芝居を見終えてから「人間は見えない糸で操られている」と信じる紫乃の気持
ちに少し共感してしまいました。操るとまでは大げさにしても、自分の行動が誰かに影響
すること、誰かのアクションが自分の生活を変化させることは十分にあり得るのです。良
くも悪くも影響しあう可能性は、お互いを操り糸で引っ張り合っていることになるのでし
ょう。

それぞれの役者さんの存在感が大きくて、さららんの濃さが気にならないぐらいになって
いたのが少し残念でした。もっと、イヅナに取り付かれて欲しいです。



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